電子書籍で小説を書いた、あとう(@ato_ganai)です。
- KDPで新刊を出版
- 個人利用でOK
- 自費出版の費用0円
セルフ出版なので、コンテンツがあれば誰でもできます。
今回の電子書籍はAmazon内の『KDP(kindleダイレクトパブリッシング)』です。
- Amazonストアで出版できる
- 値段も自由に設定できる
- kindle読み放題0円設定も可能
出版にあたって、資格は不要です。
あらかじめ断っておきますと、同じ時間かけるならアルバイトの方が断然儲かります。
一人暮らしは、とにかくコンテンツをコツコツ作りましょう。
自分の簡単なプロフィールです。
- 素人で出版社のコネ無し
- 一般人
大手のプラットフォームを無料で借りる、個人のセルフ出版です。
今回の出版スタイルは以下です。
- 文章はWordですべて作成
- 中~長編小説(約12万5000字)
- 表紙は『Canva』で作成
制作費用0円で自分のコンテンツを持てました。
だれでも出版できる時代には感謝です。
ブログに今回のメモを残しておきます。
ご参考にどうぞ。
お忙しい方は目次からジャンプできますm(__)m
【登録手順】KDP出版はAmazonアカウントが必要

Amazonの「KDP」にサインイン(ログイン)します。
手順は以下です。
- AmazonのKDPにアクセス
- サインイン
- KDPセレクトに登録
Amazon内でKDP出版するために、Amazonアカウントは必要です。
事前に必要
・Amazonアカウント
・銀行口座(今後の収益受け取り用)
KDPセレクトに個人情報入力
支払いの受け取り方法などを設定します。
- 著者/出版社情報
→個人の場合は住所とTELLです - 支払い方法の受け取り
→銀行口座の登録 - 税に関する情報
③は米国の税に関する情報です。
どちらでも良いですが、全米進出を狙ってる人は必須ですw
いちおう登録しましたが、アメリカの首都がどの位置にあるのかも知りませんw
【KDP】Amazon電子書籍の個人出版方法
つぎにAmazonのKDPの出版方法を簡単にまとめます。
Amazonアカウントや出版するコンテンツ(≒小説)はすでに持っている状態です。
- Amazonアカウント持ち
- KDPに情報入力済み
- コンテンツあり
今回の出版までの流れを先にまとめます。
- AmazonのKDPにログイン
- 電子書籍&マンガを選択
- kindle本の詳細を入力
- KDPの著者情報を設定
- 出版物の内容紹介を記入
つぎに画像付きでポイントをまとめます。
(選択)電子書籍&マンガの部分
赤枠で囲った「電子書籍&マンガ」の左部分をクリックします。
ほとんどの場合、左の「電子書籍または有料マンガ」で大丈夫です。
無料でマンガを出す人のみ右側を選択します。
kindle本の詳細入力
電子出版する本の詳細情報を入力していきます。
項目をまとめると以下です。
(項目名) | ひと言メモ |
---|---|
本のタイトル | タイトルを記入 |
タイトルの フリガナ | タイトルのフリガナを記入 |
ローマ字 | タイトルのローマ字を記入 |
サブタイトル | ※ある人のみ記入 (無記入OK) |
サブタイトルの フリガナ | ※無記入OK |
シリーズ | ※無記入OK |
版 | ※無記入OK |
著者 | Amazon著者名に載る名前 →ペンネーム可能です |
表をすこし補足します。
※印のサブタイトルなど、無い人は空欄でOKです。
途中保存もできました。
KDPの著者情報
著者情報などを入力します。

項目名 | (ひと言メモ) |
---|---|
シリーズ | ・シリーズものなら記入 ※無記入OK |
版 | ※無記入OK |
著者 | 著者名 →ペンネームOK |
本名ではなく、ペンネームで大丈夫です。
(重要)出版物の内容紹介とキーワード選定
内容紹介とキーワードは重要です。しっかり記入した方が良いです。
内容紹介は4000字まで記入できます。
内容を書かないと、まず手にとってもらえません。
自分の場合は小説の「あらすじ」部分を記入しました。
内容紹介は「表紙」と同様に大事な部分です。
KDPのキーワード
1つ意外だったのがキーワードです。
今回の「小説」を例にします。
てっきり「小説」「本」などの文言を記入すれば良いと思ってましたが、違います。
当たり前のワードを入れるのは避ける
「Amazon内」で検索に引っかかる文字を想像して入れる
kindle本を探す読者は、すでにAmazonの「本」カテゴリーにいることが大半です。
本のカテゴリーにいる人が「小説 本」と検索することは少ないです。
書いた本のジャンルによりますが、よりニッチなワードにした方が良いと思います。
いわゆる、Amazon内のSEOキーワード選定ですね。
ブログの知識が活きた瞬間です。
(電子書籍の表紙)2560×1600ピクセル(サムネイル)
電子書籍の表紙もファイルと同様にアップロードします。
サイズはAmazonの公式ページに書いてある通り2560×1600にしました。

表紙ファイルの理想的な寸法は 2,560 x 1,600 ピクセル
(引用元:Amazon公式KDPページ)
JPEG (JPEG/JPG) です。
電子書籍の表紙はブログのアイキャッチで使い慣れた無料作成ソフトの『Canva』でつくりました。
Amazonの本カテゴリーってカラフルが多いので・・・埋もれすぎてる。
無料をピックアップしただけなので、失敗。(今回の反省点)
表紙は凝ったほうが良かった、と完成してから気づきましたw
表紙のクオリティをあげたい人は、デザインだけ『ココナラ』で依頼するのもアリです。
表紙は作品の顔になるので作り込んだ方が良い
【注意点】Wordの小説はkindleで直す部分あり
今回の原稿はワードを使って作品を完成させてます。
赤枠に原稿をアップロードします。
注意点はWordで閲覧するときに段落が完璧でも、KDPにアップロードするとズレた箇所がありました。
見え方を確認するのは、Amazonの公式無料ツール『Kindle Previewer』をダウンロードして確認するやり方もあります。
KDPにアップロードした作品はパソコンのデバイスで確認できます。
- 完成コンテンツをアップロード
(未公開状態です) - パソコンで見え方を確認
→段落などチェック - OKなら公開販売へ
修正箇所に気付いたら、手直し後、再度アップロードできます。
ワードで作成したファイルで、とくに気を付けておきたい部分を2つピックアップします。
WordからKDP版仕様になおす部分はとても時間かかりました。
- 半角を全角に変換しておく
- 改行はシフト+エンター
ワードをKDP版に整える作業が面倒で時間がかかります
半角から全角に変換しなおす
kindleで縦書きにしたい場合、Wordの原稿を全角になおす必要があります。
半角のままだと、数字の1が横向きになってました。
数字だけでなく、他の記号もふくめて確認したほうが良いです。
見落としがないことを祈るばかりです。
Wordでは誤植でない「半角」と「全角」に注意
改行(kindleとスマホで見え方異なる)
今回、いちばん苦戦したのが「改行」です。
通常の改行「エンター」
→電子書籍だと「行」が空かない状態
強制改行「シフト+エンター」
→kindleでも「行」が空いた状態に
Wordを使用してると、ほぼ「通常改行」です。
手直しは半日以上かかりました。
・kindleとスマホで「行」の見え方が異なる
今回、確認した端末は以下です。
どちらかに合わすと、残りがズレる状態でした。
- 電子書籍端末は『fireHD8』
- スマホは『iPhone8』
例えば電子端末では1行空いてるのに、スマホでは字下げのみの現象がありました。
ワードだけだと機種すべてに対応するのは難しいのかも?
端末特有の問題なのかは、他の機種でどんな見え方するのかは、正直謎です。
とりあえず一字下げはできたので、最低限の見栄えは対処しました。
小説は、空白を開けたいニーズが高いので次回の課題ですm(__)m
個人セルフ出版の収益は35%と70%(自由選択)
最後に電子書籍の価格を決めれば完成です。
KDPで販売する場合、2つから選べます。
kindle読み放題対象本にする場合は70%でないとダメな決まりです。
ロイヤリティ | ひと言メモ |
---|---|
35% | ・99円以下で出版したい ・3MB未満の容量 |
70% | ・250円以上~ ・読み放題対象本になる ・Amazon内のみ |
ロイヤリティは70%を選択しました。
一般人で販売する場合は「kindle読み放題」に参加しないと、たぶん目につかないです。
しかも、読み放題の中では0円設定してます。(理由は下段記載)
【KDPの出版は売れない】大事なのは読み放題対象
出版したい人がいたら気分をそぐようで申し訳ないのですが、「小説」は真面目に書いたとしても売れないですm(__)m
売れない理由はシンプルです。
- 活字離れ
- 本を買う人は減少中
- 一般人の本に誰も興味なし
短期の収益目的ならアルバイトのほうが全然良いです。
実は、AmazonのKDPは「kindle無料読み放題対象本」に指定できます。
読み放題0円対象だと広く読まれる可能性が高まる
読み放題は0円なので本自体の売り上げは皆無
読み放題対象にすると0円で本の売り上げは無いですが、読まれるとページ収益が積み重なる仕組みです。
どちらが良い悪いかは、本のタイプと個人の考え方によります。
とりあえずやってみますm(__)m
- 5日間まで設定可能
- 1日単位の指定もOK
- キャンペーン日は1日前から指定する必要あり
- 1P読まれると「0.1円~0.5円?」入る
- 損して得とるストック型になる?かどうかの実験
【一般人の収益】データ公開(約1ヶ月後に16冊)
出版して約1ヶ月後です。結果(収益経過)を追記します。

無料キャンペーン5日間で16冊ダウンロードされました。
ここに説明文を入力してください。 | |
無料DL | 16冊 |
有料販売 | 0冊 |
KENP | 7円 |
無料なので、ダウンロード分の収益は0円です。
有料は売れなかったのですが、奇跡的にKDP読み放題で7円発生してました。
何ページ読まれたかまでは、データで追えないシステムです。
上記のことから、わかった事は2つあります。
- はじめての1冊目は短い方が良い
- キャンペーンは1冊程度の出版では無意味
2冊目は、すこし趣向を変えた本をつくろうと思います。
今度は電子本に一部写真も載せて作りたいので、ちょっと制作には時間かかりそうです。
そのときに、また1冊目の収益報告も追記予定です。
(追記)【2冊目販売】小説ではない本
2冊目は前回の失敗から学び、改良しました。
- ページ数は短めに作成(約49P)
- ブログの文章術(小説ではありません)
何事も独学が大事です。
【KDPの感想】電子書籍の出版は簡単(修正が面倒)
KDP出版自体は、難しくないです。
面倒なのが「文章をkindle用に修正」することです。
- 細かい作業が苦手
- 紙の本で出版したい
時短したい人は、自費出版で有名な【文芸社】に無料資料請求して比較するのも面白いです。
何事も「とりあえずやってみる」が、これからの時代大事です。
・実際に体験
→失敗or成功
→発信
→スキルや知識がみにつく
継続をバカにする人は無視してコツコツやればOKです。
一人暮らしは、とにかくストック型の収入を増やしましょう。
SNS上では「○○のプロ」と「自称社長」などで、あふれています。
一人暮らしは、そのマネしても無意味です。
むしろ「稼がせるプロ」や「月〇桁」とか、ワケわからん変なアカウントにつきまとわれるだけです。
錯覚資産にだまされることなく「労働」&「継続」です。
【KDPのセルフ出版】電子書籍はストック型の労働
労働は、できる限り「ストック型」のコンテンツ作りがおすすめです。
- ブログ
- YouTube
- 配当
- 電子書籍
- 書籍(紙の本)、など
ストック型の労働を増やしながら継続して働く
検索をしていくにつれ、情報の取捨選択力は磨かれていきます。
そうすると「明らかな嘘」がわかるようになります。
一人暮らしは節約も大事です。
ただ、検索して「行動」することの方が重要です。
文字を書いて、どんどんコンテンツをつくっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m