活字に飢えている、あとう(@ato_ganai)です。
読書が趣味だと、どっちで読む派?としばしば議論になります。
結論から申しますと『電子書籍』と『紙の本』を使い分けています。
メリットとデメリットを含めてブログにまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
【私の読書遍歴】
- はじめは『紙』にこだわっていました
- 電子書籍を一度利用してから本の『ジャンル』で使いわけ中
- 電子端末は『AmazonFireHD8』です
お忙しい方は目次からジャンプできますのでお気軽にお読みくださいませm(__)m
【結論】電子書籍と紙の本はジャンルで使い分けがおすすめ

【結論】小説は紙の本でその他のジャンルは電子書籍がベスト
紙に慣れていたので電子書籍は読まず嫌いでしたが・・・いざ使用してみると便利です。
紙の本と電子書籍をうまく使いわけることで、さらに読書が楽しくなります。
【ベストな使い分け】小説は『紙』その他の本は『電子書籍』
使いわけの基準はシンプルです。
先にざっくり結論をまとめます。
【紙の本で読むジャンル】
- 現代小説(※)
※古典小説は電子版がおすすめです - 電子版で未発売な本
(ノンフィクションなど)
【電子書籍で読むジャンル】
- ビジネス&経済関連本
- 漫画や雑誌
- その他(※)
※読み放題対象本の乱読です
『使いわけ理由』を紙の本と電子書籍の観点から掘りさげていきます。
【紙の本を使う理由】最新小説は紙媒体が多い
紙の本で読む最大の理由は読みたい最新小説が電子書籍化されていないことです。
電子書籍元年の草わけ的なニュースとして、すこし昔ですが2010年に村上龍さんと吉本ばななさんが一緒に会見しました。(参照元:オリコンニュース2010年11月4日付)
大物作家のチカラがあれば小説の電子化が普及しそう・・・。
2019年現在はどうでしょうか?
最新刊の多くはいまだに『紙』から発売されています。
読者層の高齢化(≒若者の活字離れ)も原因ですが、各出版社のみえざるチカラ(利権争い?)を感じずにはいられませんw
電子書籍には新しい『小説』のコンテンツが少なすぎます!
将来的にコンテンツ数は増加すると思いますが、いまは圧倒的に不足している状態です。
小説は電子版が普及するまで『紙の本』が良いとおもいます。
紙のにおいや手触りが最高・・・いや、フラットな視点から理由を述べたつもりですw
- 最新小説は『紙の本』から発売がいまだに多い
- 小説(とくに現代小説)の電子書籍版のコンテンツ不足
- 電子書籍にある小説は古典分野が多い
※青空文庫のように著作権の切れた古典小説は、電子書籍版が増えつつあります。
Amazonプライム読み放題対象本に含まれている作家たち
作家さんのなかでも電子書籍を多く出版している方もいます。
下の囲みは【Amazonプライム】で読んだ作家の一例です。
作家の全作品が読み放題という意味ではありません。
『Kindle Single』版といって(≒中~短編のような)読み切りタイプが数冊あります。
【作家名(敬称略)】
- 辻村深月
- 道尾秀介
- 川上未映子
- 原田マハ など
※村上龍&よしもとばなな作品は読み放題対象にはなかったです。
Amazon会員『Prime Reading』の電子書籍は入れ替わりが不定期です。
先にお気に入りの本が読み放題対象本かを確認することを推奨します。
はじめての方は初月無料体験もあるので上手に活用しましょう。
【紙の本】メリット&デメリット
紙の本のメリットとデメリットをおもいつくかぎり挙げてみます。
【紙の本のメリット】
- 本の手触りや感触が楽しめる
- 本棚に飾って空間を演出できる
- 電池残量を気にせず本の世界に浸れる
- 知的にみえるw
- 電子機器持ち込み不可の場所でも文庫本はOK
- 友人と本の貸し借りがしやすい
- 図書館や本屋での奇跡の出会いがあるかもw
- 読み終えた本は売却も可能
【紙の本のデメリット】
- 持ち運びの際は荷物になる
- 読むたびに本が汚れる
- 水筒と一緒にバックに入れると心が不安w
- 書籍の山が部屋のスペースを占領する
- 表紙をみられるのが恥ずかしいw
【電子書籍を使う理由】紙の定価購入よりも節約になる

電子書籍をおすすめする理由は大きくわけて3つです。
- 電子版は定価の紙の本より安い
- 関連本がサクサク検索できる
- 本をリサイクルに出しても買取価格が低い
『紙の本』はブックオフなどの中古品をのぞき、本屋では定価販売されています。
一方、電子書籍は割引セールや通販のポイント還元などを利用して節約購入につながります。
最近ではAmazonオーディブルも有名になってきました。
ラジオ感覚で本を聴くことも可能な時代です。
無料で1冊聴けるのでお時間がある方はコチラの体験談もご覧ください。

ビジネス書や金融関連本は情報の移りかわりが激しいです。
紙の本で売ることよりも、情報にすばやくアクセスできる電子書籍がよいとおもいます。
というのも、ビジネス書は作者にネームバリューがないと高値で売れない傾向です(ブックオフの体験談w)
はじめて購入した電子書籍端末はもFireHD8です。
端末については別記事【FireHD8のレビュー】旅行ガイドブックにもおすすめ(るるぶもOK)でまとめています。
読書に不便さは感じていませんがデメリットをあげるなら、画面が反射するので【液晶保護フィルム】を購入しました。
『AmazonFireHD8』はkindle端末より重たいという口コミが見受けられます。
読書環境をすこし工夫して対処しています。
- 長時間の読書(おもに小説)は『紙』で対応
- Fire端末を片手でなく片腕か両手で持つ
- 座れない場所(≒満員電車)では使用しない
上記3つの方法で対処できるため、そこまで重さを心配する必要はないとおもいます。
読書をする環境は自宅で7割、外で3割です。
Kindle端末ではなく『AmazonFireHD8』を選択した理由
読書ならkindle端末(kindle paperwhite)では?という疑問が浮かんだかもしれません。
Amazonの『FireHD8 』のタブレットにした理由は、たった1つです。
プライム特典の映画や音楽も楽しみたいからです。
kindle端末は読書専用です。
本に特化した機能が欲しいときだけkindle端末を購入する形が良いと考えます。
【比較】『Prime Reading』と『Kindle Unlimited』
Amazon電子端末を購入した人は、Prime会員になるかを自由に選択できます。
- 学生なら『PrimeStudent』の6ヶ月無料トライアル体験がおすすめ
- Amazon会員は『Prime Reading』は追加料金なしでOK
→プライム会員が初めての方は初月無料体験を利用可能 - 初月無料体験で『Kindle Unlimited』を試すのもアリです
圧倒的に冊数が多いので飽きませんし、2ヶ月目からも月980円なら1~2冊の読書で回収できます。
二つのAmazonサービスを利用した体験談は別記事でまとまています。

【電子書籍】メリット&デメリット
電子書籍のメリット&デメリットをまとめます。
【電子書籍のメリット】
- 数十冊など荷物の持ち運びがラク
- インターネット環境なら書籍を即購入できる
- 外出先で気分が変わってもジャンル替えが簡単
- 定価(紙)より安く買える場合が多い※Amazonの場合です
- ページ破れや汚れない
- マーカーした箇所をメモ用に文字起こし可能
【電子書籍のデメリット】
- 読み終わった本は売れない
- 端末の電池寿命がある
- 本体が壊れたらデータ消去の可能性も
- 初期投資の端末代金がかかる
- 周囲に遊んでいるように見られる可能性もw
どっちかに絞るよりも、ジャンルの使い分けで本に触れる機会を増やすのがオススメです。
そして本好き同士で読書の魅力を語り合えるとよいですね。
- 電子書籍と紙の本は読むジャンルで使いわけがベストです
読む媒体(端末)に悩む時間はもったいないです。
1冊でも多く本を読み、たくさん心を震わせましょう。
読み放題に興味が湧いた方はコチラの記事も併せてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m