クオカードの株主優待が好きな、あとう(@ato_ganai)です。
株主優待に興味をもったきっかけは『桐谷さん(桐谷名人)』です。
(ミーハーで恐縮です)
- メインは投資信託
→『ひふみプラス』や『楽天全米株式インデックス』 - クオカードの優待銘柄を保有中
→原田工業など
桐谷名人が有名になったキッカケは村上信五(関ジャニ∞)とマツコデラックスさんが司会の日本テレビ『月曜から夜ふかし』の特集です。
『株主優待だけで生活する人』として桐谷広人さんの名前が全国に知れ渡りました。
- 株主優待だけで生活
- 移動はすべて自転車
- 桐谷さんの婚活や映画評論など
桐谷さんが出演するのは不定期(半年から1年のスパン)ですが、毎回飽きない優待生活をのぞける楽しさがあります。
今回は桐谷さんの著書『定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活~50歳から始めてこれだけおトク~』を読んだ感想と簡単な内容をまとめます。
お時間がない人向けに先に読んだ感想(書評)を紹介します。
- 優待生活をのぞきたい初心者向きの本
- 桐谷さんに興味ない人は買う必要なし
- 企業コードや権利確定月がまとめた書籍ではない
- 桐谷名人の個人の考え方がまとまっている本
気になる箇所は目次からジャンプできますので、お気軽にお読みくださいませm(__)m
【本の内容】桐谷さんが株主優待の魅力を7章で解説
『定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活』は以下の7章の構成にわかれています。
【本の内容】
- 『少額でも大きな存在感!株主優待の魅力』
- 『株主優待を持つと、人生バラ色』
- 『買うならここから!おすすめ銘柄ベスト45』
- 『長期保有、買い増しでさらにおトクになる優待銘柄』
- 『儲ける人こう使う!3倍トクする優待の使い方』
- 『 ネットを使えばらくらくカンタン!株主優待の始め方』
- 『これなら失敗しない!桐谷流株主優待12の格言』
成功している桐谷さんだからこそ説得力があります。
しかし、本書の内容をすべて鵜呑みにするのは危険です。
株主優待の内容は企業業績によって変わる場合があります。
- 業績が良い場合→優待拡充の可能性(レアケース)
- 業績が悪い場合→廃止や縮小の可能性(コチラの方が多い)
不景気になると【優待内容の縮小】や【減配】などの株式ニュースが増えます。
本書の情報をふまえ、さらに自分の目で最新情報を確かめる必要があります。
- 優待生活を目指す人は必ず投資先の企業HPをチェック
- 本の内容は2018年10月時点の情報を扱ってます
【注意】桐谷さんはツイッターやインスタをやってない
Twitter上には『桐谷さんらしき人』もいますが、桐谷さんの公式ツイッターではありません。
桐谷さんはTVなどで「SNSはやってない」と否定しています。
見知らぬ人物が、過去の発言などを掘り起こしているようです。
桐谷さんの正確な情報を知るには『TV』や『本』、『証券会社のHP』が間違いありません。
桐谷名人はTwitterをやってません
桐谷さんの収入源は株主優待と配当と講演会
桐谷さんの収入源は主に3つです。
- 株主優待
- 株の配当
- 講演会&セミナーなど
各証券会社が株主優待の良さをひろめるときに、コラボ企画で桐谷名人とタイアップしています。
まとまった収入があるからこそ、けた違いの優待株を長期保有できているのはうらやましいですね。
資産運用の勉強として、優待株も少し保有しはじめました。
前回、年1回クオカードの優待をもらった体験談です。
株の桐谷さんは『夜更かし』や『優待投資家』で有名
桐谷さんはTV番組『月曜から夜更かし』だけでなく、新聞や経済誌『日経マネー』などでも特集が多く組まれています。
桐谷さんが選んだ「新社会人にお薦めの10の優待」
(参考リンク:日本経済新聞電子版HP3月31日付)
TVや雑誌で取り上げられた『優待おすすめ銘柄』は、安易に買わないほうが良いです。
すでに先回りで購入してる投資家が多いため、素人が買ったときには高値づかみになる可能性が高いからです。
桐谷名人は【棋士の桐谷広人七段】の一面もあり
桐谷さんは見た目はのんびりとした紳士ですが、将棋の棋士(七段)という経歴をお持ちの方です。
先を読む力が一般人より優れているのは言うまでもありませんが、頭が良い≒投資成績がすばらしいワケではありません。
実は、過去に桐谷さんは1億円ほどの損失を経験しています。
私は以前、デイトレーダーのようなハラハラドキドキの売買をしていて1億円くらいの損失を出したので、今は優待銘柄を買ってのんびり優待生活を楽しんでいます。
(引用元:楽天証券HP公式『トウシル』より)
リーマンショックなど個別株での失敗を契機に、いまの株主優待生活へと切り替え成功したわけです。
何事も行動&改善が大事です。
【桐谷さんの優待生活】メリット&デメリット
株主優待の最大のメリットは、企業が中止しない限り毎年もらえる点です。
- お金を銀行に預ける⇒元本保証の安心感
- お金で優待株を買う⇒株主優待の権利(変動リスクあり)
どちらをリスクと考えるかは個人の判断がわかれるところです。
しかし、だれもが桐谷さんのような優待生活を送れるワケではありません。
株主優待を含めた配当利回りを求める投資法にも弱点はあります。
【優待投資のデメリット】
- 長期で株を保有し続けるリスク
- 複数銘柄の株を購入する資金力が必要
デイトレード(短期売買の投資法)や年収が安定しない方には向かない資産運用術です。
長期保有のリスクをふまえた個人の価値観なので、どれが正解とかはありません。
※【追記】クオカードの優待が届いたときの体験談です。
【感想】桐谷さんの本は実体験の話なのでおすすめ
優待券の使用例も書かれているため、もらう消費者側としてもイメージしやすかったです。
本書は優待勉強の一環として最適です。
とはいえ桐谷さんの推奨銘柄を買うかどうかの話は別です。
理由は、株主優待銘柄(≒桐谷銘柄)としてTVで有名になると良くも悪くも値動きが激しくなる傾向にあります。(桐谷さんが悪いというワケではありません)
- すでに先回りして買ってる投資家が多い
長期投資するなら安値で保有したいですし、購入前には冷静に判断しましょう。
より株主優待情報を深掘りしたくなったら、マネー経済誌もおすすめです。
- 『四季報』
- 『ダイヤモンドZAi』
- 『日経トレンディ』など
幅広い視点から判断するのが大事です。
マネー雑誌の特集銘柄も投資家たちから注目されていることをお忘れなくm(__)m
- 桐谷さんの優待投資の考えをまとめた本
- 情報は鵜吞みにしないほうが良い
- 勉強の一環としての読書がおすすめ
株主優待を1度経験すると、お金の置き場所を考える良いキッカケになります。
桐谷さんの本で、資産運用の疑似体験について考えてみるのも面白いです。
その他のオススメ本については別記事でまとめました。

節約と資産運用のバランスを考えるキッカケになれば幸いです。
コツコツ勉強していきましょう~
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m