【ノンフィクション本】おすすめ12冊をまとめてレビュー(文庫本多めです)

ノンフィクション本,画像

本好きな、あとう(@ato_ganai)です。

今回のブログは12冊のおすすめノンフィクション傑作選(≒小説以外)をまとめてみました。

テーマを3つにわけて紹介します。

  • 【人生&仕事】について
  • 【お金】について
  • 【人物&個性】について

テーマの重なっている本は、主観でふりわけてあります。

ご理解のほどよろしくお願いしますm(__)m

  • あらすじはひと言サイズ(メモ欄)にまとめています。
  • 『衝撃度』『読みやすさ』などは★の多さで個人レビュー
  • ★5が満点です(★1が悪いという意味ではありません)

読書を楽しみましょう!

お忙しいかたは目次からジャンプできます。

(8月7日追記)『ブラック企業やめて上海で暮らしてみました』追加しました。

【人生や仕事】にまつわるノンフィクション本

日常では知ることのできない部分まで掘り下げてあるのが、ノンフィクションの醍醐味です。

はじめに人の生き様仕事にまつわるノンフィクション本を5冊ピックアップします。

『葬送の仕事師たち』井上理津子

読みやすさ★★★(3)
学べる★★★★★(5)
感動★★★★(4)
衝撃度★★(2)
オススメ★★★★(4)

納棺師や葬儀社の社員など『死』とむきあう人々の心境がまとめられている1冊。

納棺師にスポットをあてた作品といえば日本アカデミー賞受賞の映画『おくりびと』が有名です。

この本では、さらに職種をひろげて火葬場で働く人湯灌(ゆかん)師(※)など『死』とむきあう人々が書かれています。

(※)ご遺体を入浴&洗う人

さまざまな職種に触れるのも本書の特徴ですが、いちばんの見所は働く人々の『想い』がていねいに描かれている点。

読む前の『大変そうな仕事』といった、ちっぽけな想像が恥ずかしくなったほどです。

読了後は、人生の最期を本書にでてくる人々にやってもらいたい、とさえ思いました。

この先、どうなるのだろう? といったヒリヒリするノンフィクションではありません。

 

『偽装死で別の人生を生きる』エリザベス グリーンウッド

読みやすさ★★★(3)
学べる★★★(3)
感動★(1)
衝撃度★★★★(4)
オススメ★★★(3)

死をいつわることが現実で可能なのか?偽装死を手助けする人物たちを著者が取材していく内容です。

映画のような世界が現実にもあることを知った一冊です。

作者自身が学資ローンを抱えているなかで取材をはじめています。

読者としては借金の背景を提示されながら読みすすめていく形なので、

『もしや著者はこのまま偽装死を・・・?』

そんな物語性も感じるノンフィクションです。

偽装死の世界に触れる知的好奇心にくわえて架空の妄想もひろがる一冊です。

文庫本は出版されていないので、単行本かkindle版か図書館をおすすめします。

 

★『ブラック企業やめて上海で暮らしてみました』

読みやすさ★★★★★(5)
学べる★★(2)
感動★(1)
衝撃度★★★(3)
オススメ★★★(3)

激務で退社したアラフォー男の海外奮闘記

少し変わりダネを紹介します。

文庫本ではなく、ノンフィクションマンガです。

著者の初田宗久さんは遅咲きで海外行きを決断しています。

中国に対する実情やギャップなど著者の体験談をもとに語られています。

  • 日本に一時帰国するときは中国の同僚に買い物を頼まれる
  • 粉ミルクやiPhoneが人気など

当時の世相を反映しているマンガなので、予備知識なくても面白いです。

活字を読むのに少し疲れた息抜き用のマンガとして最適かもしれません。

8月7日現在、kindle読み放題対象です。

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今回のマンガは電子書籍を購入するよりもkindle無料体験のほうがお得です。

電子書籍のない人は図書館が良いとおもいます。

『日本を捨てた男たちフィリピンに生きる「困窮邦人」』水谷竹秀

読みやすさ★★★★(4)
学べる★★★(3)
感動★(1)
衝撃度★★★(3)
オススメ★★★★(4)

フィリピンにはまった中年男性たちの人生を傍観できる一冊。

第9回開高健ノンフィクション賞受賞作品

ひとり身なら、一度は考えたことがあるかもしれない『海外移住』。

足をのばして優雅な生活・・・とは、ほど遠い中年男性たちを著者がていねいにまとめています。

自由の求め方は人それぞれなので、登場人物の男性たちの考えも多様です。

女性が読むと『男ってバカだねぇ』男性が読んだら『ゾッとする』そんな1冊です。

『魂の退社』稲垣えみ子

読みやすさ★★★★(4)
学べる★★★(3)
感動★★★★(4)
衝撃度★★★(3)
オススメ★★★★(4)

50歳で退職を決断した女性の葛藤と感想をまとめた1冊

仕事やお金よりも、もっと大事な事があるかもしれない。

感動という表現が正しいかどうか、いまも正直迷っています。

誤解のないように言いますと号泣する物語ではありません。

が、読後感はジ~ンとしたのは間違いありません。

とにかく考えさせられました。(良い意味です)

著者の稲垣さんは元朝日新聞の記者です。

サラリーマンよりも高額の給料をもらっていた著者の迷いや考えが赤裸々につづられています。

ノンフィクションとエッセイの中間のような1冊なので読みやすかったです。

  • 会社辞めてハッピーというありきたりな話でない
  • 良い事や悪い事がしっかり書かれている

キャリアを手放した稲垣さんならではの説得力があります。

  • Amazonプライム対象本です。(5月23日現在)
  • Amazonプライム会員なら無料の電子書籍版が読めるのでお得です。
  • 一般の書籍は文庫本ではなく単行本ですm(__)m

【お金】にまつわるノンフィクション本

公共の場では話しにくいテーマ『お金』ほど、本に真実が隠されているのでは?

ノンフィクション本を3冊紹介します。

『紀州のドンファン美女4000人に30億円を貢いだ男』野崎幸助

 

読みやすさ★★★★(4)
学べる★★★(3)
感動★★(2)
衝撃度★★★(3)
オススメ★★★(3)

ワイドショーで描かれない著者の『お金』と『仕事』への姿勢が詰まってます

先入観なしに読むことをおすすめします。

はじめからお金持ちの家にうまれたわけではありません。

貧乏時代からの著者の生きざまが書かれています。

戸別訪問でモノを売りに行く場面など、ガッツある人物という印象が文字からも伝わってきます。

亡くなる事件よりも前に発売されている本です。

真実はわかりませんが、とにかく行動することの大切さをおしえてくれる一冊です。

 

『宝くじで1億円あたった人の末路』鈴木信行

読みやすさ★★★★★(5)
学べる★★★(3)
感動★(1)
衝撃度★★★(3)
オススメ★(1)

23の末路(エピソード)と著者の見解が書かれた1冊

題名にダマされ?てしまいましたが、宝くじのエピソードは1つだけです。

目次をしっかりみたほうが良いとおもいます。

ほかは『友達ゼロの人の末路』『事故物件を借りた人の末路』などの人生訓です。

エピソードの雑多感がおもしろいです。

ただし1テーマごとの内容はとても薄いので、ひろく浅くのイメージがちょうどよいですw

『お金』の題名なのでお金部門で紹介しますが『人生』のテーマと重なる部分が多いです。

他人の人生をのぞきみたい人に有益な一冊です。

ちなみに漫画版も出版されています。

 

『生涯投資家』村上世彰

読みやすさ★★(2)
学べる★★★★(4)
感動★(1)
衝撃度★★★★(4)
オススメ★★★(3)

村上ファンドで名の知れた投資家(村上世彰さん)の自伝本

逮捕後、メディアにほとんど出ない人物なので語られる内容は自伝的なおもしろさが詰まっていました。

ご本人の投資に対するスタンスも書かれていますが、中身の8割方は回顧録です。

ビジネス書好きな人にオススメな1冊です。

【追記情報】

『生涯投資家』がアマゾン【Audible】対象本になっています。

Audible(オーディブル)とは聴く本です。

  • 初回30日無料体験で節約OK
  • 最初の1冊無料キャンペーン活用
  • イマイチな場合は無料期間内に解約OK

入れ替えは不定期なので節約できるチャンスです。

不安な方は登録前に『生涯投資家』が対象本かをチェックしてからでも遅くありません。(8月14日現在の情報)

 

  • 節約する手順は、オーディブルの初月無料会員になってから『生涯投資家』を選択する形ですのでお間違えなくm(__)m
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【人間&個性】にまつわるノンフィクション本

天才、奇才、鬼才、凡人、変わり者・・・。

文字で【人間】をあらわすのは簡単ですが、そこに到達するまでの過程を知りたいときにオススメのノンフィクション4冊です。

『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』ジュディ・ダットン

読みやすさ★★★(3)
学べる★★★★(4)
感動★★★★(4)
衝撃度★★(2)
オススメ★★★★★(5)

科学オリンピックにかける各家庭の子どもたちに迫った内容です

科学を知らなくても辞書なしで読める1冊です。

世界中の子どもの小さな発見からひろがる好奇心に、読者としてもワクワクが止まりません。

『天才』といったくくりで簡単に紹介されることなく、子どもたちの各家庭環境まで取材されているので中身は濃いです。

青春小説とは違った感動をあじわえるノンフィクションです。

『ヤノマミ』国分拓

読みやすさ★★(2)
学べる★★★★(4)
感動★★(2)
衝撃度★★★★★(5)
オススメ★★★(3)

アマゾンにすむヤノマミ民族の生態を著者が共同生活をとおしてひもとく1冊

生きのびる大変さをひしひしと感じました。

本書を読むまえに、テレビ朝日の番組『陸海空のアマゾン特集を観ていました。

シャーマン(≒祈祷師)の予備知識があったので、イメージの湧きやすい一冊でした。

1度読んだだけではヤノマミ民族の価値観を理解できませんが、知的好奇心を刺激する内容です。

本書を読む前にテレビ朝日の番組『陸海空』(※)の部族アースを観るのもアリだと思います。ちなみにテレビ朝日の公式YouTubeで閲覧可能です。

【※番組かんたん説明】

  • 番組ディレクター(ナスD)がアマゾンの民族に潜入してレポートする内容が衝撃的すぎた番組です。
  • サルの姿焼きなど地上波ではギリギリの放送で、リアルさがありました。

ご興味がある方は→テレビ朝日公式HP『陸海空 地球征服するなんて

 

『最後の冒険家』石川直樹

読みやすさ★★★(3)
学べる★★★(3)
感動★★★★(4)
衝撃度★★★★(4)
オススメ★★★(3)

太平洋を熱気球で横断中に消息を絶った神田道夫さんについてしるした1冊。第6回開高健ノンフィクション賞受賞作。

私のような一般人は熱気球の旅すらしたことがありません。

太平洋横断という発想すら生まれない人生が良いのか悪いのか・・・。

読了後の疑問が解決しないまま、ふと気付きました。

これが一般人と冒険家の違いなのでは?

  • わからない事を頭で考えてためらうのが一般人。
  • わからない事に挑戦してみるのが冒険家。

石川直樹さんの神田さんに対する想いを1ページずつ実感した一冊です。

 

『だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人』水谷竹秀

読みやすさ★★★★★(5)
学べる★★★(3)
感動★★(2)
衝撃度★★★(3)
オススメ★★★★(4)

若いとも高齢ともいえない30代から40代の男女が、海外でのコールセンター勤務を語った一冊。

就職氷河期もあれば人手不足の時代もあり、生まれた年の影響は少なからずあります。

誰のせいにもできないもどかしさが、本作の登場人物たちに共通していた気がします。

海外の男にはまったシングルマザーの話など、ニュースであまり見かけない情報も新鮮でした。

  • 年齢とともに仕事の選択肢が減っていくなかでの決断。
  • 海外コールセンター勤務は英語不問で日本語OK。

インターネットの発達と安い物価の恩恵で可能となった見知らぬ土地での仕事。

コールセンターの人々が語る人生観をとおして、日本で働くことだけが正解なのか考えなおす良い機会でした。

文庫本は出版されてないので、単行本かkindle版か図書館をおすすめします。

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(まとめ&感想)ノンフィクション本について

ノンフィクション本は一期一会だとおもいます。

さまざまな本に触れて、とにかく読書を楽しみましょう~!

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ちなみにノンフィクションを読むなら電子書籍がおすすめです。

理由はkindle版のほうが、単行本や文庫本より安いので節約につながります。

【紙の本】と【電子書籍】の使いわけをまとめた記事もあるので、よろしければご覧ください。

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ツイッターもやっているのでおすすめ本があればおしえてくださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m