資産運用と節税の言葉に耳が反応してしまう、あとう(@ato_ganai)です。
安定した給料は嬉しいですが、昇給はたいした金額になりません。お金の勉強をして『自己資産は守りつつ運用』する形にシフトしてます。
今回は守る部分の節税に着目した『ふるさと納税』です。1人暮らしでも活用できるのでオススメ。
「有田みかん」が到着😊#一人暮らしのふるさと納税 pic.twitter.com/jYNnYwoMSg
— あとう@マネーブログ💰1人暮らしのWebライター (@ato_ganai) January 17, 2021
利用サイトは認知度ナンバーワンの大手『さとふる』にしました。
この時点で『面倒くさそう』と感じている人こそ知ってほしい内容です。
突き詰めるとややこしくなるので、今回はシンプルに絞り込みました。
- 自分で確定申告不要な人(≒会社員)
- ふるさと納税先は5つ以内
- 年収2000万円以内
- ワンストップ特例を活用
自分でイチからやる『確定申告制度』もありますが、今回は『ワンストップ特例』の手間のかからない方法を中心に取り上げてますm(__)m
【ワンストップ特例の特徴】
- 確定申告不要
- 来年度の住民税の減額につながる
唯一やることは各自治体への書類返送です。
払わなければいけない税金だからこそ対策すべきですし、やらないよりは少しでも節税になる方が良いです。
先に簡単な流れをまとめます。
- ふるさと納税する(商品を選ぶ)
- ワンストップ特例を選択
- 自治体から届いた書類を返送する
3点を抑えるだけです。会社員の立場を活かして『ワンストップ特例』で簡単にすませ、損しない人生にしましょう。
個人の方でも少し複雑になりますが『ふるさと納税』は可能です。
さとふるHPにも載っていますのでページリンクを貼っておきます。
お忙しい方は目次から気になる箇所へ飛べます。
お気軽にご覧ください。
2022年1月1日に納税を申込みした場合は2023年の控除対象です。
→Q&A欄に記載してあります。
毎年の区切りをご確認くださいませ。
【節税シミュレーション】収入に応じて上限額が決定

収入 | 控除上限額の目安 (単身者の場合) |
---|---|
200万円 | 1万5000円 |
300万円 | 2万7000円 |
400万円 | 4万1000円 |
500万円 | 6万円 |
600万円 | 7万6000円 |
700万円 | 10万7000円 |
1000万円 | 17万2000円 |
上記の表は、独身でワンストップ特例を活用する際の目安金額です。
ふるさと納税の上限金額がわからない人でも『さとふる』の公式HPにある無料シミュレーションが可能です。
▼10秒で控除額チェック▼
機械に頼らずご自身でやる場合の計算式は以下のとおりです。
具体的な計算式は「(個人住民税所得割額×20%)÷(100%-住民税の基本分10%-所得税率×復興税率1.021)+自己負担2,000円」で表すことができます。
(引用:さとふる公式HPより)
前年の源泉徴収票があると、より詳しい検索もできます。
詳細な控除上限金額は必ずシミュレーションしましょう
【ふるさと納税】200万円の収入(一人暮らしの場合)
一人暮らしの収入が200万円の場合でも「ふるさと納税」はできます。

- 1万5000円以内のふるさと納税先を選択(5つ以内)
- クレジットカードで1万5000円分納付
(引き落とし金額は額面通り) - 翌年1万3000円が住民税から減額
(2000円は自己負担のため)
事前に翌年の税金を納付したと考えるとわかりやすいです。
実質負担は2000円で各自治体(5つ以内)の『返礼品』を受け取れます。ふるさと納税は難しい、というイメージで行動しないのはホント損です。
- シミュレーションで上限額を知る
- 自治体は5つ以内
- 返礼品の合計額が上限を超えないように注意
ふるさと納税とは一人暮らしの味方(節税可能)
2019年6月に総務省の『ふるさと納税』の内容が変更となりました。
【主な変更点】
- 返礼品の相当金額は3割以下
- 地場産品に限る
簡単に言えば、返礼品の還元率が3割以内と制限がかかるようになった点です。
以前は、泉佐野市の返礼品『Amazonギフト券』が人気ランキング上位でしたが現在は『ふるさと納税』の対象外です。
6月に始まるふるさと納税の新制度で静岡県小山町、大阪府泉佐野市、和歌山県高野町、佐賀県みやき町の4市町の参加を認めないと発表した。
(引用元:『日本経済新聞』5月14日付)
たしかに魅力度は下がりましたが、節税制度として有効活用する魅力は健在です。
ふるさと納税の返礼品は、あくまで『オマケ』ととらえています。
大事な事は、一人暮らしでも翌年の納税負担が減額できる点です。
【Q&A】ふるさと納税はいつまで?(2022年版)
ふるさと納税の還付を受けるには毎年12月31日までです。
【ふるさと納税】自体は1年中あるので毎年の区切りを意識して行動すると良いです。
1月1日から12月31日の1年間にふるさと納税(寄付)を行った分が当年度の所得税の還付、翌年度の住民税の控除の対象となります。
(引用元:
さとふる公式HPより)
- 2022年12月31日までに納税
→2023年の控除対象 - 2023年1月1日に納税
→2024年の控除対象
年末年始が慌ただしく申し込めなかった人は、翌年からスタートしましょう。
毎年の区切りを意識
【申請手順】一人暮らしの会社員向け(ワンストップ特例)

ワンストップ特例の申請までの簡単な流れをまとめます。
- ふるさと納税する(商品を選ぶ)
→※ワンストップ特例を選択 - 各自治体から返礼品が自宅に届く
- 自治体から届いた書類を返送する
3点を抑えるだけです。
『納税』という言葉が入っていると専門知識を求めがちですが、通販で買い物する感覚と同じです。
ちなみに去年、納税した自治体は以下の3つです。還元率の制限が残念ですが、改正前はお得感がありましたのでご参考までにm(__)m
- 高知県安田町安田町
- 佐賀県上峰町上峰町
- 高知県大月町大月町
【重要】各自治体に申請書類を郵送する(期限注意)
ワンストップ特例でご自身がやる唯一の手間が『書類の返送』です。
- 申請書類を記入
【添付するモノ】
・マイナンバーカードのコピー
・身分証明書のコピー - ふるさと納税先の自治体へ返送
→翌年6月の住民税が控除へ
参考までに去年の書類状況です。
2019年分は12月31日までに納税&2020年の1月10日(必着)までに各自治体へ返送が必要でした。
(※自治体によって締め日が早い場合あります)
書き方は公式HP『さとふる』に見本があるので5分もかからずに記入完了しました。
5分の作業時間が節税につながる思えば、まったく苦になりません。
【Q&A】年末調整とふるさと納税のタイミング
会社員は『年末調整』するとき控除書類(生命保険料など)を会社に提出しますが、『ワンストップ特例』では会社にふるさと納税の書類を証明する必要はありません。
さとふる公式HPにも書かれてるので引用します。
年末調整を受けることは、ふるさと納税をするための条件ではありません。ふるさと納税について税金の還付・控除を受ける際に必要となるのは、確定申告です。
(引用:
さとふる公式HP『税控除』について)
言い換えれば、各自治体とのやり取りで済むのが『ワンストップ特例』の特徴です。
会社員と相性が良い制度を活かせる場面
【一人暮らしにおすすめな返礼品】米・肉・日用品
1人暮らしでは、日持ちする食品を選択すると食費節約につながるので一石二鳥です。
料理好きの方は、地場産業のお米や野菜などの選択もおすすめです。肉は冷蔵にかぎらず冷凍品もあります。
【食品を選ぶメリット】
- 買い物時間も減らせる
- 地域限定品を自宅でOK
- 結果的に食費の節約になる
デメリットも書かないと公平ではありません。
唯一あるとすれば、商品に悩む時間と申請する手間です。
ふるさと納税は1000円の返礼品も存在

ふるさと納税の返礼品の中には、1000円のモノもあります。控除枠を使い切りたいときなどに重宝します。
枠をギリギリまで使い切りたい時
あんこバター以外の返礼品もあるため、選択肢は豊富です。
【おすすめな自治体】最新情報ランキングをチェック
還元率で考えたいときは『さとふる人気ランキング』から選択するのがおすすめです。

個人的には生活に役立つ商品で判断するのが良いと思います。
- 食品
- 日用品
- 家電など
6月から規制がかかったので、返礼品の還元率に大きな違いは求めにくい状況です。
返礼品の中身は毎年異なるので、一期一会の可能性もアリ
仮に魅力的な商品がみつからない場合でも、控除上限枠が残っているなら節税のため利用したほうがお得です。
一人暮らしなら、日持ちする食品でストックするのもOKだと思います。
商品はオマケと考えて、あくまで翌年の減税が目的
【節税対策】『ふるさと納税』はお金を守る勉強
1人暮らしの家計管理は、自分の手でするしかありません。
稼いだお金は自由につかえる一方で、浪費をゼロにするのは難しいです。
頭でわかっていても欲求には逆らえません。
とはいえ、損した気分になるぐらいなら事前の節税対策はしておきましょう。
『ふるさと節税』をして来年の住民税が減額されれば、浪費分を少しは相殺できます。
月末や年末にサイフばかり気にするのではなく、余裕がある時期に行動しておくことが重要です。
お金の勉強は学校では習わないため
⇒自分で勉強するしかありません。
『お金の大学』は、全編カラーで初心者向けです。
お金の話が図解や表中心に書かれているため、読書が苦手な人でもスラスラ読めます。
実際の読書体験談です。
納税で得するにはクレジットカード払い
振込方法はクレジットカードと現金(振込やコンビニ払い)が可能です。
少しでもお得にする方法はクレカ払いです。
クレジットカードのポイントも貯まる
1人暮らしの節約には、キャッシュレス化は欠かせません。
個人的には使い分けが良いのですが、はじめて持つ1枚なら『楽天カード』が良いと思います。
【ワンストップ特例】独身会社員こそ『ふるさと納税』
会社員は安定的に給料がもらえます。ありがたい一方で昇給は年1、2回が限度です。
『ふるさと納税』は高額所得者だけの制度ではなく、国民が公平に使える制度なので利用しない手はありません。
ワンストップ特例なら税理士も不要ですし、自分でできます。会社の給料に不満があるなら、やることはシンプルです。
- 転職(あるいは自営業)
- 副業
- 節税
『ふるさと納税』は資格もいらないので、とても簡単な節税対策になります。
最後に今回の流れをもう一度まとめておきます。
- まずは
【控除シミュレーション】で上限をチェック
- 【
さとふる】で自治体(返礼品)を選ぶ
- 忙しい時は『
さとふる人気ランキング』から選択
- 商品到着後、ワンストップ特例の紙を自治体へ返送
- 翌年の住民税が減額
節税と資産運用でお金のバランスを最適化しつつ、老後に備えて貯金していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
『あとうマネーブログ』で実際に使ってるASP一覧です。
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